悪用厳禁!! 意外に知られていない、ディズニーランドの送迎者用駐車場
2017/06/07
あなたは、ディズニーランドは、好きですか?
私は、正直、あまり好きではないんです。
あの列に並ぶ、待つのが、苦手な性分なので、
楽しいアトラクション = 待たされる
待たされない = つまらない
どっちに転んでも、居心地があまりよくない、というのが、本音です。
なので 「連れて行ってほしい」という希望がない限り、自分では 行く気にならないのです。
さて、そうはいっても、ディズニーは、今や世界中のブランド。
東京ディズニーランドは、すでに 本家 アメリカ・カリフォルニア州 アナハイムの ディズニーランドを超える面積と、世界のディズニーランドで 一番、経営業績がよく、
もはや、世界のディズニーランドのお手本、ともいう位置づけです。
海外から日本に来る観光客も、特に、お子様連れのファミリーなどは、
東京ディズニーランドは 必須訪問先のようです。
運転手の仕事に復帰して、しばらく 無くて、どちらかというと、ホッとしていたのですが、
ついに、ディズニーランドの送迎の仕事が、回ってきたのです。
ディズニーランドは 駐車場の代金も、いい値段だし、野天だから、
クルマで待機するのは、とても辛い。
そして、運転手は、一緒にディズニーランドで遊ぶわけにはいかないから
(お客さんが 「全額負担するから、一緒に行こう」と言った場合を除く)
どこか 違う場所で、待機することを、考える必要がある。
とりあえず、送迎だけで駐車場代金を払う、それも、送り届けた時と、迎えに来た時、
2回だったら、さらに負担だ・・・・
インターネットで調べてみたが、前夜、車内泊の話などはあるが、
こういう情報は、すぐ見つからず。
念入りに、検索30位くらいまで見ていけば、あったのかもしれないが。
会社に、
「他の運転手はどうしているのか?」
と尋ねてみたが、
「個々で対応しているからわからない」
とのこと。
タクシーの乗降場所にしようか?
と 思ったが、ふと
「これだけの施設なら、送迎者専用の 料金体系は、あるのでは?」
と思いついた。
いよいよ当日、私は 普通に 駐車場に向かった。
そして ゲートの係員に
「お客様を送って、いったん私は出て、お客さんが遊び終わったら電話で連絡をもらって、また迎えに来るのですが、こういう場合、お客さんを降ろせる場所に、行けるのでしょうか?」
と 状況をわかりやすく尋ねた。
さすが! 業績トップの 東京ディズニーランド !
と思った。
送迎車両は、係員が 誘導して、入場券売り場の近くの 送迎乗り降りのための、短時間駐車場まで 迷わずたどりつけるようになっていた。
ゲートで このような 10分間無料駐車券というのを、渡してくれる。
それと同時に、クルマの左前ウィンドーのワイパーに、目印の紙をはさんでくれる。
車内から見ると、こんな感じ
わからないことは、現場で直接、聞いてみるのがいい。
そう思った。
同時に、こういうシステムを 考え出し、具現化している、ディズニーランド、
運営会社の オリエンタルランドの 運営に 感心した。
手順を振り返ってみよう。
① ゲート到着
② 駐車券を受け取り、目印をワイパーにはさんだら③ 係員の誘導に従って、進みます。
④ このとおり、入場券売り場の近くまで 行けます。
このスペースで、お客様を乗り降りさせられる、という仕組みです。
この無料券で、入る人も、やはり今までいたのでしょう。
クルマに誰も乗っていないと、さすがに 係員がチェックしてました。
とはいえ、タイムレコーダーがあるわけではないし、
さらには、家族で来て、お子さんがお土産ショップを見ていて、
長引く、なんてのは、よくあること。
クルマに運転手が残ったままなら、10分をとっくに過ぎても、そのあたりはおおらかでした。
さすが、「夢の国」です。
こういうのは、悪用しないで欲しいものです。
せっかくの工夫を、没にしてしまう、堅苦しい対策を採られる元に
なってしまいますから。
余談ですが、この駐車場の右前に見える建物は、更衣室&トイレ。
浦安市街地に出るまで、時間も距離もあるので、安全運転にも配慮、といったところでしょう。待機する運転手に、これはありがたい設備です。