投資を始める前の 注意
2017/01/04
投資、特に、金融商品(ファンドなど)を購入する際、
お金を預ける相手、預託先が、信頼できる業者であるか?
を見極めることが大切です。
金融商品を取り扱うには、金融商品取引業として
金融庁に登録、届出をする必要があります。
金融庁のHP
http://www.fsa.go.jp/index.html
この中に、登録業者一覧表があります。
http://www.fsa.go.jp/menkyo/menkyo.html
貴方が預けようとしている業者が、登録業者であるか?
も、ここで確認できます。
→ http://www.fsa.go.jp/menkyo/menkyoj/kinyushohin.pdf
金融庁への届出、登録の手続きを行うには、
お金、時間、労力という 初期資本が必要なので、
きちんとした業者でなければ、しないで済ませている場合も、
かなりあります。
無届業者に預けて、大切な資金を失った・・・・・
このような事件は、枚挙にいとまがありません。
無届業者で損失を被った場合、残念ながら、
法律の保護の下からは、外されてしまうのです。
貴方の大切な資金を預ける前に、
まずは、転ばぬ先の杖!!
届出業者であるか?
確認してはいかがでしょう?
もちろん、金融庁も官公庁なので、
登録業者だからと言って、
期待に応える運用をしてくれる業者、利益を出してくれる業者
というわけではないことは、言うまでもありません。
「法的書類を整え、手続きを踏んだ、
という法的手続きは、クリアーしている」
という意味であって、
運用実績が良いこととは、意味が違うことを、
理解しておきましょう。
「投資をする、しない」
「いくら投資し、いつ受け取るか?」
その決定権は、あくまでもご自身にあることを、
肝に銘じておきましょう。
金融庁は監督責任があるはずですが、
お墨付きを与えた運用先が 破綻したとしても、
責任は取っていただけません。
まさに 「投資は自己責任」なのです。
国際的詐欺事件に対しての 注意喚起は、
JETRO (日本貿易振興機構) のサイトにも 掲載されています。
こちらを ごらんください。
https://www.jetro.go.jp/contact/faq/419/