物販は簡単 ~ そんな甘いものじゃない!
2017/11/22
インターネットを使った副業、といっても、内容は 多岐に渡ります。
大きく分けると
物販
オークション
アフィリエイト
情報販売
投資
といった感じでしょうか?
この中で、
初心者がもっとも稼ぎやすいのが 物販ビジネスだ
といわれ、
中には
物販ビジネスでダメなら そもそもビジネスのセンスが無いのだから、
インターネットで稼ぐなんて、あきらめなさい!!
なんて、ウェブサイトで謳っていたり、そう仰る方々も、実際にいます。
物販ビジネス、内容をごく簡単に説明すると
安く仕入れて高く売る
という、まさに商売の基本、
わかりやすいビジネスであることは、確かです。
が、ここで 忘れてはならないことがあります。
私は、実際に 物販に取り組んでみて、
そう簡単なものではない
と痛感したから、お話しします。
簡単ゆえに、ライバルの参入も、はんぱなく多いのです !!
本来、簡単なビジネスであるハズが、
メリットよりデメリットの方が 圧倒的に多くなってしまうのです。
何よりも、
資金が必要
資金不要の場合は、相当な技量が必要
と、どちらに転んでも、苦労がつきものなのです。
基本的な ビジネスの進行は、こうなります。
商品のリサーチ → 仕入れ → 検品・梱包 → 出品 → 受注 → 出荷 →顧客対応
なのですが、そもそも
お客さんの目に留まり、
お客さんが 実際に注文、決済して
初めて、あなたの収入につながるのです。
決済が コンビニだったり、振込だったり、といった場合、完了するまでの集金は心配ですし、
発送して受け取った後の クレームや 返品なども
そこそこ 数を扱ってくれば、必ず発生します。
インターネットで、といっても 実際にお店を構えるのと同様、
在庫管理、資金管理
というものは、つきものですし、
この作業は、なかなか手間と時間を取られます。
そして、実際に 仕入れとなれば、これは 肉体労働と同じです。
大きく稼ごうと思えば、時間と労力を費やして、仕入れに動き回らなければなりません。
さらには、いかに 商品点数、種類が多い、といっても
Amazon でも Ebayでも、すぐにライバルが現れ、値下げ競争に陥ってしまいます。
ライバルより 安くしなければ売れない
安くすれば、収入が減り、それをカバーするためには、さらに働く必要が出てくる
リアル店舗を運営するのと、エネルギー的には、ちっとも楽ではありません。
デメリットを まとめると
・大きく稼ぐ場合は、多額の初期費用がいる
・仕入れ先として、中国輸入転売を考えれば、偽物、欠陥品のリスクも増大する
・無在庫の場合、注文が入ってから仕入れることになりますが、
いざ、注文が入ったときに
商品がなくなっていて、仕入れられない
商品の仕入れ値が高騰し、赤字覚悟で売ることになる
この いずれかのパターンになってしまうことが、かなり多いのです。
管理人が 実際に取り組んでみた実感では・・・・
相当、珍しいもので、出品したときは、自分だけでも
だいたい 2週間で、遅くとも、1ヶ月以内には、
ライバルが出現し、値引き競争になってしまいます。
となれば、
いかに早く 売りさばくか?
の勝負になるのですが、
こうなると、
数仕入れて、サクサク売れる 資金力のあるショップが、有利なのです。
それから、よくあるのが、
ツールを使うもの。
「売れる商品、利益が取りやすい商品を リサーチできる」
というようなものがありますが、
同じツールを使うもの同士が ライバルとなってしまうのです。
これは、そもそも
ツールを開発するなら、ある程度、ツール自体を 数、売らないと、
開発費も捻出できない
という、インターネットでも リアル(実際のお店)でも
共通した本質に、起因するわけです。
以上のように、
簡単でわかりやすい、といわれる 物販ビジネスですが、
・ライバルの少ないジャンルの商品を 自分でリサーチし、見つけ出す能力
・独自の仕入れルートを開拓できて、自分だけで 自分の言い値で 独占販売できる
このような能力、資金力がなければ、ライバルに負けてしまう、
という リスクが 付いて回るのです。
ゆめゆめ、簡単、資金0など、甘い言葉に乗ってはならない、ということです。