本能は変われない、そして商慣習も そうそう変わらない
6月は 祝日がない月ですが、今年(2017年)は、25日が日曜。
ということは、金曜日の23日は、渋滞の日です。
もう、平成になって30年近く。
昭和時代から、給料振込は 当たり前になってきているのですが、
長年の商慣習というものは、そうそう変わらないもののようです。
人間って、技術とか、いろいろ進歩しているようでも、変わらないところは、変わらない。
本能を変えるのは無理としても、「慣習とか、長年 身についた習慣は、変わらない」
という一例でしょう。
今も 「ゴトウビ」という言葉があります。
給料を現ナマで受け取っていた時代、毎月5日、15日、25日に 給料を渡したり、月ごとの〆日だったり、なぜか 5のつく日は、交通量が多く、都内は渋滞しやすい。
もう 給料振込になって久しいのに、いまだ、都内は この日が渋滞が発生しやすい。
そして、土日にあたっている場合は、その前の金曜日が、渋滞しやすくなる。
海外から日本に来られる方はもちろん、国内でも、地方に本社がある会社など、
普段、あまりこのような東京の交通事情は、気にしないのであろう。
よりによって、渋滞のメッカみたいな場所を、何箇所か回る予定の視察ツアーになってることは、珍しくない。
調布、特に、国道20号、世田谷区給田の東側あたりから、調布インターの手前あたりは、
けっこう渋滞する。それも、事故とかではなく、謎の自然渋滞だ。
今回も、視察場所に、この範囲の場所(菊野台)が入っていた。
しかも「夕方の飛行機が決まっている」のだ。
これは、飛行機に乗り遅れる、それも 8人だから、とても責任は取れない。
ということで、私は
「フライト、すでにチケット、取られているんですよね? 今日の道路事情では、調布に行ったら、正直、間に合わない可能性が高いと思います。担当者に連絡してはいかがでしょう?」
とアドバイスした。
結局、行かずに済み、その他の場所で ゆっくりしたから、最終的には 帳尻が合った。