カシャカシャビジネス 消費者庁が注意喚起 ~ 片桐和子 アイデア社
いつもながら 詐欺案件に関して、消費者庁は、注意喚起・・・・
甘いもんです。
消費者センターに相談しても、詐欺師にとっては 怖くない。
自分の身は 自分で守るしかない!
そもそも、「簡単に稼げる」ものは、まず疑ってかかることです。
警察同様、案件を見たら、まず疑え。真偽はそれからだ。
そのスタンスが、身を守ります。
インターネットは 有象無象が跋扈している空間でもあります。
こんな輩が暗躍してばかりでは、せっかく アテにならない マスコミ報道を、
ネットでチェックしているみなさまも、油断もスキもありませんね。
まずは ニュースを引用しましょう。
こういう 危ない案件の見分け方も、以下、説明しましょう。
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2017/10/31 IT media 報道
「写真投稿で簡単に稼げる」とうたう
「カシャカシャビジネス」に消費者庁が注意喚起
「あなたの写真が今すぐお金に替わる」などとうたい、問い合わせたユーザーに情報商材の購入を持ちかけ、多額の金銭を支払わせる「カシャカシャビジネス」について消費者庁が注意喚起した。
「あなたの写真が今すぐお金に替わる」などとうたい、問い合わせたユーザーに情報商材の購入を持ちかけ、多額の金銭を支払わせる「カシャカシャビジネス」(運営元は「株式会社アイデア」)について、消費者庁が10月30日、注意喚起した。カシャカシャビジネスのサイトは8月に閉鎖済みだが、同様な手法に注意をするよう呼び掛けている。
「カシャカシャビジネス」はWebサイトで「3日間で3万円! 日給5万円」「月収200万円以上稼いでいる人もいます」「写真を撮ってそれを送る。いたって簡単たったそれだけ」などと記載。その方法を指南するという情報商材「カシャカシャブック」が「通常10万円のところ今なら2万円」などと記載し、購入を申し込んだユーザーに「カシャカシャブック」のPDFファイルが送っていた。
カシャカシャブックには、「撮影した写真をInstagramにアップし、フォロワーを増やせば写真を販売でき、簡単に稼げる」などと記載されており、電話サポートに問い合わせるよう勧誘。電話サポートでは、「Instagramの集客ツール『インスタアップ』を使えばフォロワーが増えるため稼ぎやすくなる。インスタアップを使うには7~150万円の特別コースに入る必要があるが、高額なコースなら確実に元が増える」と説明して特別コースを勧誘し、多額の金銭を支払わせていたという。
実際は、写真を投稿しても簡単に売れるわけではなく、「月収200万円以上稼いでいる」などの体験談は、すべて虚偽だったという。
アイデアの創業者は廃業を申し立てたといい、カシャカシャビジネスのサイトは既に閉鎖されているが、アイデアの企業サイトは現在も公開されたまま。10月18日時点で、解散登記も清算人選任登記もなされていないという。
消費者庁は「情報商材の購入に関する消費者からの相談は数多く寄せられており、今後、別の事業者が今回の事案と同様の手口で被害を引き起こす可能性が高い」とし、注意を呼び掛けている。
相対取引 (あいたいとりひき)