人生防衛隊 ~ 衆愚脱出サバイバル! 

衰退国家の失政と 衆愚に巻き込まれず 少数派として HAPPY に生きる人生をめざす貴方へ

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鴨長明「方丈記」は 約 800年前 の モバイルハウス構想の先駆者だった

      2020/03/02

 日本人が 人生に豊かさを感じるのが 困難な理由、
そして 日本から見れば、貧困国といわれる 世界の多数の国々が
貧乏と思われる割には、HAPPY に見えるのは、なぜか?  

私は、長らく、この疑問を抱えて 生きてきた。
そして、ようやく 50歳を超えて、気付いたのだ。  

日本は 根性、忍耐、勤勉、一生懸命を、美徳とする国だ。

この「一生懸命」は、もともと 「一所懸命」が語源で
自分の陣地、領地を 命がけで守ったことから、
できた言葉といわれる。  
つまり、

不動産 = 生きる目的 = 命

みたいな感覚が、多くの国民に根付いているから、
不動産次第で 人生が左右されてしまう、
ということになる。

 そもそも、年金で生活できない、 とか、ワーキングプアとか、
収入に比して、「住む」ということに、
あまりにも コストがかかりすぎるから、
起こる問題なのだ。

 スーパーの 在庫処分やら 半額投売りに並ぶのに、
家賃が高い、
とか、
税金が高い、
と 文句をいう人は、少ない。  

もはや、住むコストが高い、というのが、 常識化している。

 ここに、日本人が、いくら日本で努力しても、
貧しいままである原因が 潜んでいたのだ。

 家賃がいらない、
自分が居るとき以外、 お金がかからない。

そんな 家、住まいって、あるのだろうか?  

いろいろ 調べているうちに、
坂口さんという方の、著書を知った。

以下が、その本である。
 ぜひとも 一読をオススメしたい。
住む、という人間の原点に いろいろ気付くはずだから。

 

坂口恭平  独立国家の作り方
独立国家のつくりかた (講談社現代新書)

モバイルハウス  3万円で 家を作る


モバイルハウス 三万円で家をつくる (集英社新書)
TOKYO 0円ハウス 0円生活 (河出文庫)

 坂口氏の著書を読む中で 驚くべきことに気付いた。

日本では かの方丈記の著者、鴨長明(1155~1216) が
鎌倉時代(生まれは平安時代だが)
モバイルハウスの原型ともいえる
「解体、組み立てて、移動できる家(小屋)」を作っていた。

「方丈記」は 57歳の時の著書で
著した場所が、その「方丈」だった。

鴨長明 の「方丈記」って、
義務教育の 歴史の教科書に出てくる本ではないか!!

(「鴨長明 方丈庵」で検索)

鴨長明の方丈の庵跡(方丈石)

 

京都 河合神社 鴨長明 「方丈記」草庵

河合神社の禰宜の次男として産まれた鴨長明は、7歳で神職につき、

学問、芸術で才能を発揮し将来を期待されるが、

父の没後、一族中で孤立。

50歳で突然出家し地方を放浪。

その際に組み立て式の草庵を考案。

一丈四方(約五畳半)の広さから、この草庵は「方丈(ほうじょう)」と呼ばれ、

58歳にてこの草庵で「方丈記」を完成させる。

京都 河合神社 鴨長明 「方丈記」草庵

 

YADOKARI net 

800年前に ミニマリスト文化を先取り 「方丈記」

 

モバイルハウス  Campfire クラウドファウンディング

https://camp-fire.jp/projects/view/62210

 

 自分は、社会科の教員免許を持っている身でありながら、
本を読んだ記憶もなければ、
もちろん 内容も知らなかった!
単なる、歴史という試験科目の 
暗記事項でしか、なかったのだ。

 まさに 「目からウロコ」「灯台 元 暗し」の思いだった。

2020年も 2ヶ月経過した。
この鴨長明の方丈庵から 800年くらいになる。

800年・・・
この数字から、

村山 節 (むらやま みさお 1911年~2002年)氏の

 「文明 800年周期説」を 思い出した。 

 文明法則史学   http://bunmeihousoku.com/

 

 この話を知ったきっかけは 1999年 6月 刊行の
「文明と経済の衝突」(村山 節 & 浅井 隆 共著)という 本だった。

 2020年、激動の歴史の節目の年になること、間違いない!

 

 

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